大江町左沢エリア体験プログラム

学習テーマ

最上川がつくったまち、あてらざわを深める

SDGs11&13

テーマイメージ
プログラムの概要

※レギュラー企画

①「もがみがわ」の成り立ちを考える

 大雨がふるとたびたび洪水になって、大昔から何度も川の流れを変えてきました。「暴れ川」とよばれ、大きな蛇行を繰り返し、日本海へ向かって流れています。近くに住む人々の生活をおびやかすこともしばしばあり、近年も洪水に見舞われました。地域の人々はくらしを守るために知恵を出し、さまざまな工夫や努力を重ね、現在に至っています。

②最上川がつくった街「左沢(あてらざわ)」

 毎年3月に開催されるひな祭りのひな飾りは男雛が右、ご当地名物おみ漬の「おみ」とは…? 最上川の流通が伝えた意外な文化に触れることで、当時の物流や交通の流れを知ることができます。

③最上川から伝わった文化を訪ねる

 かつて最上川を上下する舟が左沢の船着場で荷を積みかえし、酒田や米沢方面へと向かいました。現在の「左沢(あてらざわ)」の地名の由来は諸説あり、また、奥には「十八才(じゅうはっさい)」などおもしろい地名もたくさんあり、話を深めるのもよい学びになります。

体験条件
◎実施事業者 大江町観光物産協会
(電話0237-62-2139)
◎催行人数 2名以上
◎対応時期 通年
◎案内時間 10時~15時
◎費用 ・ガイド料(要相談) ※要予約
・入浴料350円、昼食、交通費が別途必要です。
プログラムのポイント
  • ●山形県の母なる川の成り立ちを理解します。
    ⇒なぜ最上川は流れが速く日本三大急流の一つと言われたのでしょうか?
  • ●海と山をつなぐ最上川が山形県の商工業発展に重要だったのかを学びます。
    ⇒最上川に船着場がたくさんあり、左沢の船着場はなぜ重要だったのでしょうか?
  • ●かつて内陸と庄内を川が結んだ関係を現在に活かす新たな取り組みを考えます。
    ⇒最上川の舟運で運んだ物品はどのようなものだったのでしょうか?
ガイド
ガイド:石川博資
大江町観光ボランティアガイドの会
会長 石川博資(いしかわひろし)
出身地:山形県大江町

 『くんざのいしかわです。』の挨拶でおなじみ、石川博資さんは、観光ボランティアガイドの会の会長のほか、正調最上川舟唄保存会会長と様々な顔を持っています。町の成り立ちや歴史、文化にも造詣が深く、“町の番頭”さんと言える存在です。
 大江町の「なぜ?」を石川さんに聞いてみると、色々な発見ができます。

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